塩田 元規「ハートドリブン」書評|スマホゲーム会社アカツキ社長の成功の哲学 感想 レビュー

ビジネス書



どうも、2万のandroidを使っている ノヘさん(@nohelog) です。

今回はアプリゲームの会社である株式会社アカツキの創業者である塩田 元規 氏が著者となっている「ハートドリブン」という本です。

アカツキという会社、みなさんご存じでしょうか。

僕はどっかで聞いたことあるなーとかその程度でした。

しかし、ネット検索してみるとかなり有名なスマホアプリ作ってますね。ロマサガとか。


ということでAmazonでもかなり売れてるらしい 塩田 元規「ハートドリブン」 書評していきましょう。

スポンサーリンク

1.塩田 元規「ハートドリブン」はこんな内容



まずこの本に関してなんですが、この本の内容のほとんどは哲学でした。

そして最初のページにおおまかな結論が書かれています。

最初にあなたに伝えたいこと。
それは、この本が、感じて、分かち合う本だということだ。

正解や、やり方を伝えるHow to本でもないし、上場企業CEOとしての僕のかっこつけた成功譚でもない。


僕からも結論を言うと

感情・ハートを大切にして周りと分かち合うことにより”魂”を進化させられる

この本で伝えいたいことはこの事だと思います。

ノヘ
ノヘ

この本、怖い



僕も最初の数ページ読んだ段階では、「なんて怪しい宗教的な本なんだ」と思いました。

ハートを大切にとか、魂の進化とか、感じて分かち合うんだとか言われるともはや経営とかビジネスの本だったかしら?と本のジャンルまで疑ってきました。

しかし読んでいくうちにどんどん著者に惹き込まれていきました

おかげで読むのに時間がかからなかったです。

そして、心というものに触れながら、これから価値が移ってくるものビジネスの展望が語られています。


この本の根っこの目的には「自身の魂の進化」というのがあるけど、もう一つ下に落とした目的には「経営者はこんな会社を作って、みんな楽しく仕事しようよ」というものを発信する狙いもあったのではないでしょうか。

2.塩田 元規「ハートドリブン」の参考になった点



さてここから細かく具体的に為になった点を連ねていきます。

正直に私情をはさむとなんだか最近早くも書評が混乱気味なので、この本の哲学関係なしに役に立ちそうな考え方をもはやメモの代わりのようにこれから紹介していきます。

哲学抜きにしても塩田 元規 氏はかなりのやり手さんだと思います。

特に本には具体的に革命を起こしてきたような内容は触れてませんが、これからのビジネスの展望や価値のあるものを生み出すことに関してとても関心を抱きました。

多様化の社会へ



ここでも出てきましたね。

これからは特に「こんな人がいてもいいんだなー」という多様化の社会です。

多様化に関しては教育の本である「非常識な教え」にも詳しく書かれてました。

非常識な教え」ではみんなに好かれなくてもいいし、嫌いな人がいてもいいという事が書かれてました。


「ハートドリブン」では万人に迎合しなくていい。全員に好かれるよりも熱狂的なファンをつけろという内容でした。

こんな風に複数の読んでる本で内容が被ってくると信憑性が出てきておもしろいですね。

便利さ(機能的価値)の時代から、心(感情価値)の時代へ



安心や安全、便利さがどんどん満たされていくと今度は価値が感情価値のほうにシフトしていく。

つまりエンターテイメントの時代になっていくよって事でした。


この内容は堀江貴文「ハッタリの流儀」でも出てきました。

堀江さんの場合は自分自身をさらけ出して発信していき、ファンをつけて自信をエンターテイメントにしようって内容でした。

そしてこの「ハートドリブン」でも無駄なもの、無価値なものに価値が出てくるよって内容があります。

バーニングマン、ヴィパッサナー瞑想なるもの



これはほんとに個人的にこんなのがあるんだー程度のものです。

バーニングマンというお祭りがアメリカであるらしいです。

人里離れた荒野の真ん中で「ギブ&ギブ」の精神で自己を表現してしまくる祭りです。

金銭も発生しない、電波もないような場所でアート、瞑想、遊具などとにかく自己を表現し「傍観者になるな」というルールのもとに行われます。


とってもクレイジーな文化で興味がわきました。

考えてみれば自己を表現したい欲求はだれにでもあるはずですよね。

僕も秘伝のカレーを誰かに食わせたいという自己表現欲求があります。

あなたはどうですか?


もう一つはヴィパッサナー瞑想というものです。

1日10時間の瞑想を10日間行うらしいです。

その間は殺生やお酒もダメですが、口をきくことも目を合わせることもしてはいけないそうです。

クレイジーですねー。


この二つは塩田 元規 氏が実際に行ったものでその経験談も記されています。

今のところ僕はやる気がありませんが、誰かに誘われたら行ってしまいそうですね。

つまり興味あります

3.塩田 元規「ハートドリブン」 の悪いところ



参考になった点で分かった人もいるかもしれませんが、哲学の部分以外はほかの本でも触れられている内容が多かったのが欠点ですかね。

悪く言えばほかの本と似た内容、よく言えばそれだけ信憑性があって重要なのかな、といったところです。


そして、この本は良くも悪くも魂に重点を置いてました

本の内容を読んでもあえて魂と表現する必要があったのかな?と思います。


もちろん魂が今回メインコンテンツなのでいろいろな言葉選びがあったのでしょう。


魂と表現してしまうとどうしてもスピリチュアルな内容になってしまい宗教的になります

もっと単純に魂の進化を心の成長とか成熟とかそれくらいの表現にしておいてくれれば、ビジネス本としてでも、自身の向上という面でもまとまりしっくり来たと思います。


多分この本を読んで低評価をつけてる人はこの辺に違和感があったんだと思います。


そして、自分の中の固定観念を俯瞰してメタ認知し、感じていることを発信して分かち合うことで新しい自分や否定してきた自分を受け入れることができる。

この固まった思考や固定観念の世界を飛び越えることによって魂の進化があると説明する。

じゃあ「普段から何でもかんでも思ったことを言って分かち合ってしまう人はどうやって魂の進化をしていくのだろうか」という考えにも至った。

もちろん固定観念を超えていければよいのだが、すでに全てを分かち合ってしまった人の切り口はどこになるのだろうか?という新たな課題が見つかりました。

そこは読者に委ねられるのであろう。


哲学ってムズカシ!

4.塩田 元規「ハートドリブン」はこんな人にオススメ



というわけで今回も僕なりに考えるこの本をオススメできる人を考えていきます。

  • 会社経営者や部署などでリーダーシップを発揮する人
  • 良い会社ってどんな会社なのだろうかと考えている人
  • 成功した社長さんが見ている将来の展望を知りたいビジネスマン
  • これから起業したいと思っている人
  • 魂の進化や向上というワードに興味がある

大体こんな感じではないでしょうか。

あくまでもビジネスの成功法とかではなく哲学の部分が強いのでここは注意!

まとめ



読み終わって一日たつとこの本の全体像が見えてきました。

読んだ直後には高揚感満足感があって軽めの信者になっていたのでまだ見えていなかったです。

これは僕が影響されやすい男だったからかもしれませんが、単純に夢中になって文章に惹き込まれたからでしょう。

まとめると

  • 第1章でこれからのビジネスの展望が語られます
  • そこから先は筆者の過去の葛藤や失敗、魂の進化履歴を見ていきます
  • あとはこんなことやってきたよ、うちの会社はこんなことやってるよという内容
  • こんなかんじで雰囲気がいい最高の会社を作ろう

こんな感じの本だったのかなって感想でした。


ただもちろん参考になった考え方やこんなものがあったのかというまだ見ぬ知識もいただけました。

これは本を読む上での最高の報酬です。

僕はかなり海外旅行好きなのでバーニングマンも興味わきましたし、ヴィパッサナー瞑想なるものもやってみたいなーと思いました。

このあたりに興味持って知識が得られただけでもすごくいい本でした。

ノヘ
ノヘ

知識や世界を広めるのが読書


という事で、長々とありがとうございました。

ビジネス書の固定観念が揺らいでしまった ノヘさん(@nohelog) でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました