杉本 悠翔「飛ぶチカラ」レビュー|自由のためのインプット/アウトプット入門

ビジネス書
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この記事は 株式会社KASSORO の代表取締役である 杉本 悠翔 氏の「飛ぶチカラ〜自由のためのインプット/アウトプット入門〜」の書評です。
サブタイトルからしてビジネス書なのかなと思いましたが、中身は小説でした。
勘違いせずに手に取っていただきたいです。

評価点分かりやすさ内容
2.0
ビジネス書としても
小説としても中途半端か
0.5
何を伝えたかったのか
小説形式で学び方を学ぶ本



まず気を付けて欲しいのはこの本は小説だという事です。

私はもちろん勘違いして購入したのですが、帯には「異色の〈学び方小説〉」と書かれていました。

つまり、小説を読んで、読者なりに解釈してインプット/アウトプットを学んでいかなければなりません。

受け取り方は無限大で、映画のようなものなのでひと手間が必要になってきます。


小説という事なので読了するのはそれほど時間はかかりませんでした。むしろあっという間に読み終えてしまいました。

そして考えました。この本の伝えたいことは何だったのだろうか。

テーマは「ロールモデル」といえるでしょう。

 

ロールモデル」とは。

自分の考え方や行動のお手本とする人物のこと。
自分の中になりたい人物を設定して行動や考え方に影響を与えさせる。

例えば
「こんな時、あの人だったらどうするだろう」と考えた時の
「あの人」がロールモデルにあたる。
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1.「飛ぶチカラ」はこんな本|こんな人にオススメ


この本の内容はこうなる

まとめ

「ロールモデル」あなたのなりたい人物、ヒーローを設定して行動しよう。

なにか行動を起こしたいとき、「彼」ならどうするだろうか。

そして悩まず行動しよう。

 

こんな人にオススメ

 

  • 小説は好きだけどビジネス書が苦手な方
  • 著者に興味がある方

各章の内容


もう一度言いますが、この本は小説です。

なのでこの本から何を学ぶかはあなた次第となっております。

とくに各章の最後に「このように行動しましょう」と箇条書きでまとめられているわけでもありません。

Chapter1~Chapter4



もちろん小説です。

さらっと内容を書くと、主人公の予備校生が自身の「ロールモデル」をもとめて深夜の書店に入ります。

そこで書店オーナーのロリばばあと出会い、彼女のプライベート図書館で任意の軟禁生活をします。

軟禁生活を終えてしばらくすると彼女から依頼が与えられます。


依頼をこなすことによって主人公が成長していくストーリーです。

この出題されていった依頼は彼の中の「ロールモデル」に近づく過程でした。

 

あとがき


もっとも著者が伝えたいことが明確に書かれていたのはこのあとがきでした。

とにかく行動しろ。他のものに悩むことなく、ひたすら突っ走れ。

こんな感じの内容です。
 

2.「飛ぶチカラ」の参考になった点


とにかく行動をおこしましょう。
 

3.「飛ぶチカラ」の改善して欲しい点|この記事のメイン


小説にしてもビジネス書にしても中途半端であろうか。

インプット/アウトプットを学ぶには周りくどく、結局どうしたら良いのか分かりませんでした。


小説にしてはあっさりしていただろうか。

「あれ?終わり?」とも思いましたが、完結していたからか続きも気になりませんでした。


本書は明らかに「ロールモデル」がテーマであると言えます

しかし結果的に

「ロールモデルを持って行動しろ」なのか
「ロールモデルを持って行動するな」なのか

それすらも分かりませんでした


そしてこの本のサブタイトル「自由のためのインプット/アウトプット入門」ですが

どのようにインプットしろと言っているのか。
どのようにアウトプットしろと言っているのか。

それも分かりませんでした


小説の内容通りにするなら

インプットは読書が基本で推奨なのか。
アウトプットは「プレゼンする」とか、「漠然とした欲しいものを具体的に提供する」という事なのか。

主人公はインプットとアウトプットを交互に行うが、それを推奨している本なのでしょうか。

分からない


「とにかく行動しろ!」という事だけは伝わりました。

これも耳にタコができては旅立っていくような言葉だが、著者が言いたいことは間違いなくこれでしょう。


では主人公はこの本の中で「行動できない側の人間」から「行動する側の人間」へ転身していったストーリーなのでしょうか。

そうとも言えるかもしれません。

しかし、主人公は「積極的に行動したか」と言われればそのような印象は受けませんでした。

明らかに自発的なアウトプットではなく、「依頼された側」としての行動でした。


自由のためのインプット/アウトプットって何だったの


せめて各章ごとに「このように行動しよう」とまとめられていれば、それだけで迷わず理解できたかもしれません。

あとがきにも「ノリ」で出版しました。と書かれていましたが、若気の至り感が半端なかったです。

 

まとめ


もしこの本から何か大きなメッセージを手に入れられた方がいたら是非教えて欲しいです

本自体は読みやすいが、意図は読みにくい本でした。

この本は何だったのでしょうか。

Amazonレビューは高評価が10件ほどありますが、桜を見る会だったように思えます。


また、インプット/アウトプットを学ぶのであればこれらの本が有名です。
 


「小説」というか、対話形式で何かを学びないのであれば「嫌われる勇気」は最高です。

オーディオブックと紙の書籍を持っていますが、オーディオブックのほうが面白かったです。
 


今回は「しくじり先生」のようなレビューになってしまいましたが、久しぶりに書きたいことを書いた充実感で満たされています。
 

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お付き合いいただきありがとうございました。


以上、 のへさん( nohelog) でした。

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