大橋 一慶「ポチらせる文章術」レビュー|「え?なにそれ?」と思わせたら勝ち

ブログ術
のへ
のへ

この記事ではWEB媒体で効果を発揮するコピーライディングの書籍「ポチらせる文章術」を書評しています。
死にたくはないけど死ぬほどわかりやすくて、多分明日から生き残れるキャッチコピーを学べます。
「え?どういうこと?」と読み手に思わせたら勝ちです。

評価点内容
4.6キャッチコピーの書き方



ポチらせる文章術」という事なので、文章を使って読み手を洗脳し、体の自由を奪って物を買わせる全く新しい能力を手に入れるノウハウ本かと思う方もいるかもしれないが、そうではなかった。

この本の内容は一にも二にもキャッチコピーだ。

たったの何十字程度の分量で相手の心をこちらにひきつけ、さらにこちらのつづきの文章に目を通すように誘導させる技術を身に着けるのがこの本の主体だ。

ここで少ない文章量でと条件を付けたのは、相手を振り向かせるには文字数を少なくしないといけないからだ。

仮にこの本のタイトルが「思わず気になるようなすごいキャッチコピーを学んで、読み手に自分の文章を余すことなく読ませまくって、買って欲しいものをカートに入れさせて、購入ボタンをポチっと押させて成果を上げるための文章作成の指南書」だったとしたら誰も読まないだろう。

実際に上記の「」の中身を丸々読んだ人はどれくらいいるだろうか。全部読んだ人は高度な呪いにかけられているか、すでに何かに洗脳されていると言っていいかもしれない。

それほど長い文章はだれにも読まれないのだ。

のへ
のへ

長い文章は嫌いなので話を戻そう。



この本は「つづきの文章」を読ませるための「キャッチコピー」を学ぶ本だ。


キャッチコピーとは読み手の心を引き付ける最初の文章最も大事な文章といっていい。

キャッチコピーはメリットを伝えなくてもいいし、面白いことも書かなくていい。

え?なに?それどういう事?

キャッチコピーとは短い文章で相手にこう思わせればミッションコンプリートである。

 

スポンサーリンク

1.「ポチらせる文章術」はこんな本|こんな人にオススメ



何回でも書きますが、この本は一発で目に留まるキャッチコピーを学ぶ本です。

特徴はとにかくわかりやすく書かれている事。

そしてどこかで見たことがあるキャッチコピーのテンプレートが尋常じゃない量で紹介されているという事だ。数え方が不明瞭だが20以上はテンプレートがある。

古臭いという人もいるかもしれないが、テンプレートは組み合わせることもできるから、ここを源泉にして全く新しいキャッチコピーを作る時にも役立つはずだ。

【良い点】

  • とにかくわかりやすい
  • 凄い量のキャッチコピーのテンプレート
  • 商品認知ステージを意識すると最適なキャッチコピーを得られる


【悪い点】

  • 1ページ当たりの文字数は少なめ
  • テンプレートはどっかで見たことある王道


【こんな人にオススメ】

  • ネット広告関係販売サイトを管理している人
  • ブロガーなど自分の文章を読ませたい人
  • ツイッターなどで文字を使って一瞬で惹き込みたい人


 

2.「ポチらせる文章術」の悪かった点



一番知りたいと思われる悪いと思った点から紹介していきます。

ポチらせる文章術」は紙媒体で200Pほどの書籍ですが、イラストが多くて会話テイストで話を進めていくため全体を通して文字数は少なめです。

良く言うとかなりわかりやすく書かれていますが、どうしても文字数が少ないことでボリューム不足になってしまっています。

確かに内容も濃く、要点もはっきりしていて無駄がないですが、この項目はもっと知りたかった!!というポイントがでてきてしまいます。

しかしこれは、私自身がそれだけ著者からもっと学びたいと思っているからかもしれません。

個人的にはボディコピーリードコピーに関してもっと知りたいです。

どうか他にもジャンジャン本書いて欲しいですね。



もう一つは本書で掲載されているキャッチコピーのテンプレートはかなり王道のテンプレートを教えてくれるので、どこかで見たことがあるキャッチコピーを覚えてしまうという事です。

これは悪いというか不安な要素なのですが、すでにたくさんのキャッチコピーを見てきたユーザー達からすれば慣れてしまった文章なので見すぎてしまって効果が薄くなってしまっているのではないかという不安があります。

もっと言うと人によっては見慣れたキャッチコピーに瞬時に胡散臭さを感じてしまうのではないか、という不安もあります。


ただしここのテンプレートを組み合わせたり、土台として使う事によって新しいキャッチコピーの開拓にも役立つはずです。

そして、僕みたいに何も知らずにキャッチコピーをつけるのであれば、このテンプレートを使用して何が一番効果があるのか検証、実験していったほうが絶対いいと思います。

 

3.「ポチらせる文章術」の良かった点



正直良かった点だらけ過ぎて全然書き切れませんが、特に良かった点を熱めに語っていきます。

こんな仕事そっちのけになってしまうほど面白い本書いてくれて感謝しています。


 

相手の商品認知ステージを意識する



商品認知ステージというと難しく聞こえてしまいますが、「自分の売りたいものを相手がどのくらい知ってるか」という事です。

本書では商品認知ステージを4段階に分けて分類し、それぞれの段階でキャッチコピーが変わっていくという内容です。

キャッチコピーが変わればセールスの内容も変わってきます。


ブロガーとしてはこの「商品認知ステージ」という考え方は目からウロコでした。


ブログではよく、ペルソナを設定するとは言いますよね。

具体的な悩みを持った読者を設定して記事を書きましょうってやつです。


「商品認知ステージ」はペルソナとはすこし似ていますが、先ほども書いたように「商品認知ステージ」が変わるとタイトルや記事がガラリと変わってしまいます。

例えばお掃除ロボットの「rumba」を売ろうと思ったときに、お掃除を楽にしたい読者なのか、「rumba」は知ってるけど買うのに不安がある読者なのか、どこでrumba」を買ったら一番お得なのかを探している読者、では同じ「rumba」を売ろうとしてもキャッチコピーもセールスの構成も変わってきますよねって事でした。

あまり詳しくは書きませんが、ブロガーで言ったら一つの紹介したいものに対していくつも記事ができてしまうという事です。

ブログに限った話ではないですね。

商品認知ステージは大いなるテーマになりそうですね。


私、ここもっと知りたいです。大橋さーん。

 

キャッチコピーのテンプレート量がすごい



半端ないテンプレートの量です。

20以上は間違いなくあります。

どう数えたらいいかも若干不明ですが、ここにあるテンプレートを全部使ってみて検証していたら数年は使ってしまいそうなので気に入った物から使ってみるのがいいでしょう。

しかも恐ろしいことに複数のテンプレートを組み合わせることもできてしまいます。これで一生検証できて死んでしまう程の量になってしまいますね。


しかしブロガーならば、「キャッチコピー」になりえる「記事のタイトル」に関しては100%テンプレート通り使用するべきではないかもしれません。

なぜなら記事では「SEO」も意識しなければならないからです。Googleさんに頭を下げながら、検索から来そうな読者のハートまで掴まなきゃいけないなんて、ブログの「タイトル付け」は神業のような文章術が必要になってきますね。


話は逸れましたが、この本、キャッチコピーのテンプレートたくさん教えてくれる。

何もわからないならここから使って検証していこう。

という2行で済んでしまう話でした。

 

とにかくわかりやすい、脊髄で理解できる

Amazonより引用



この本読んで一番いい点ってもしかしたらここかもしれないですね。

だったらこの記事の最初のほうにもってこいよと思われるかもしれませんが、自分でもそう思いました。

セールスコピーのがちがちのプロの方が書いている本なので、難しくしようと思えばいくらでも難しくなると思います。

でも本当に読みやすくて分かりやすいです。


中身見ても分かるように基本的な話の進め方はLINEのような展開で話し言葉ですね。

なので1ページ内の文字量を犠牲にしてでも分かりやすさ全振りで構成されていると感じました。

あまりにもわかりやすいので初心者向けの本なのかと思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

中級者くらいまでには十分読んでいて損しない本ではないでしょうか。


 

まとめ



私の文章はわかりにくいかもしれないが、この本は分かりやすいです。

分かりやすさ全振りしたんじゃないかってくらいです。

というわけで今回は「ポチらせる文章術」のレビューでした。


キャッチコピーの大切さを知っている人にも、まだキャッチコピーの大切さを知らない人にも読んでいただきたい一冊です。

つまり文章に携わるならみんな読んでくれって本です。

以上、 のへさん( nohelog) でした。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました